【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!! 趣味への挑戦

薄暗い店内、カウンターの後ろにはいくつものお酒が並んでいて、上品なマスターが出迎えてくれる。
好みに合わせて作ってくれたカクテルに酔いながら、マスターとの大人の会話を楽しむ…

…と、そんな誰もが一度は憧れる大人の嗜みである『バー』ですが、皆さんは行ったことがありますか?

なんとなくカッコ良いな〜と思っていても、バーに実際に行ったことないという人が大多数だと思います。
若者はもちろん、30代、40代でもおしゃれなバーに行ったことないという人は、意外と多いです。

筆者が初めてバーに行ったのは24歳の時。
現在27歳ですがこれまでに何件もバーに行き、今では月に1〜2回バーに行くのが趣味になっています。

バーに通うのはとても面白いのに、ほとんどの人はバーに行かないor行けない。
それは、バーに行くことのハードルが高いからだと思っています。

そこで今回はこれまでに何件もバーを巡ってきた筆者が『バー初心者』の方に向けて、初めてのバーに挑戦する方法を紹介したいと思います!

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この記事を参考にしてぜひいろんなお店に行ってみよう
いろんなバーを巡っていくと自分の中の世界が広がっていくぞ!
「バー巡り」は自分の成長にも繋がるオシャレな趣味だ!!

バーを趣味にするメリット

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!

さて、まずはバーに行くことを趣味にするメリットを解説していきます!
他の様々な趣味に比べるとちょっとハードルの高い「バー巡り」ですが、その分それを趣味にするメリットがたくさんあるので要チェックです!

①お酒に詳しくなる

バーに行くと自ずとお酒に詳しくなります。
普段はビールくらいしか飲まない、という人でもバーに行けばきっと世界が広がるはずです。

バーには無数のお酒があり、注文の時にはそこからお酒を選ぶことになります。
「ウイスキーをください」と言って「はい、ウイスキーです!」と提供されることはありません(笑)
ウイスキーなんてバーに行けば100種類くらいはあるので、そこから好みの味を選ばないといけないのです。

まあ、実際にはマスターがお客さんに合った味を見繕ってくれます。
味の好みとかを色々聞かれて「こんなお酒はどうでしょう」と提案してくれる感じですね。

お酒を飲んだ後に味の感想をマスターに共有して、そこから会話が生まれ、自然にお酒に詳しくなります。
ウイスキーにはどんな種類があるのか、国によっての違いは何か…そんな知識をマスターから吸収していくわけです。

バーに何回も通っていればマスターとお酒について深い話ができるくらいの知識がついていくはずです。
そうすると自分の中でのお酒の世界が広がっていくのです。
自分の世界が広がる….これぞバーに行くこと、いや、趣味に挑戦することの醍醐味ですね。

②ちょっと大人になった気分になれる

バーに行くと、大人になった気分になれます。

…なんかこう書くとちょっとダサいのですが、実際、筆者が初めて24歳でバーに行ったときなんだか大人になった気分になりました(笑)

一見するとただ背伸びしているだけに見えてしまいますが、『その気になる』ということは結構大事です。
『その気になる』とは『世界に入り込む』ことです。

せっかくメイドカフェに行ってかわいいメイドさんが接客してくれても、「いや、自分そういうの興味ないんで…」みたいな態度をしてたら楽しめないですよね。
100%楽しむときはその世界に入り込んでいなきゃいけないのです。

バーを含め、葉巻を吸うとか、高級ホテルに泊まるとか、ちょっとワンランク上の遊びをするときは、自分自身が背伸びをしてその世界にどっぷり浸からないと楽しめません。
そして、そういう世界に浸かることで視野が広がるわけですね。

バーに行ったら大人になりきる。
それを続けているといつの間にか、カッコ良い大人になっているはずです。

③話のネタになる

バーに行ったという経験は意外と話のネタになります。

僕も社会人時代、取引先の社長とお酒の話になって最近行ったバーの話をして盛り上がったことがあります。
相手もお酒好きだったので当時24歳である程度バーに行った経験を持っている僕を気に入ってくれました。

人に気に入られるためにバーに行く必要はないですが、おしゃれなバーに行ったという話はどこでも使えるネタになります。
女の子を口説くとき、飲み会での会話、友達にマウントを取りたい時…(笑)
一つの人生経験として一回くらいは高級なバーに行ってみることをお勧めします。

行ってみて「なんか違うな」と思ったら二度と行かずに「鳥○族」とかに通うようにすればOKです。
気軽に楽しめる『1人呑み』についてはこちらの記事にそのコツをまとめているので、合わせてチェックしてみて下さい!!

バーの種類は大きく分けると3種類!

さて、「バー」と一口に言っても、いろんな種類のバーがあります。

居酒屋以外でお酒を飲めるところは大体「バー」と言えてしまうので区別するのが難しいところですが、ここでは分かりやすく3種類に分けて解説していきます。

【代表的なバーの種類】

  • ①カジュアルなバー
  • ②オーセンティックなバー
  • ③高級ホテルのバー

①カジュアルなバー

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価格帯も安く、店内も明るいところが多いのでふらっと気軽に入れるのが「カジュアルなバー」です。
基本的なカクテルは大体揃っていて、おつまみなどの食事メニューも豊富です。

カジュアルなバーとして区分できるお店はけっこう多く、店内が明るくて高級感があまりないようなお店は全て「カジュアルなバー」と呼んで良いでしょう。

明るくてお客さん同士のコミュニケーションも活発な「パブ」と呼ばれるお店もその一例です。
チェーン店としては英国スタイルのお店『HUB(ハブ)』などもいわゆる「パブ」と呼ばれるお店です。

それ以外にも、クラフトビールとお酒を扱っている「ビアバー」やダーツ台が置いてある「ダーツバー」もカジュアルなバーの一種ですね。

「カジュアルなバー」の例

  • パブ
  • ビアバー
  • ダーツバー

②オーセンティックなバー

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いわゆる「バー」と聞いてイメージするような格式高いバーです。
お店の入り口からしてちょっと入りにくいような風格があり、店内は薄暗い、おしゃれで品のあるお店です。

どのようなカクテルでも提供が可能ですし、一つのお酒を何十種類も取り揃えているこだわり溢れるお店が大半です。
特にウイスキーはほとんどのバーで数十種類取り揃えられていて、ウイスキー特化のバーだと100種類以上あったりもします。

「その空間とお酒を楽しむ」ことが目的のお店なので、フードのメニューはかなり少なく、ナッツ類やチョコレートなどの小さなおつまみがあるくらいです。

こういったバーではマナーをしっかり守ることがとても重要です。
悪酔いはしない、大声で話さない、お客さんやマスターにちょっかいをかけない。
あくまで紳士淑女の社交場なので、紳士的ではない行動は慎みましょう。

オーセンティックなバーに来る人はほとんどが1人客です。
一人の時間を楽しんだり、マスターとの会話を楽しむ人たちが静かで素敵な時間を過ごしています。

③高級ホテルのバー

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オーセンティックなバーよりも値段が高く、ものすごーく入りにくいイメージを持たれるのが高級ホテルに入っているバーです。
そもそもそのホテルに用が無いと目につくことも無いですね。
高級ホテルの最上階に入っていることが多いです。

高級ホテルに入っているだけあって値段は非常に高いです。
オリジナルのカクテルだと3000円くらいするところもあります。

私が以前行った5つ星ホテルのバーではコーヒー1杯が3000円でした(笑)
カクテル系はもっと高かったです
もはや「ギャグかな?」と思えるような価格設定ですね。

その分、サービスはやはり一級品。
ホテルのランクにもよりますが、基本的には超一流のバーテンダーが接客を担当してくれます。

高級ホテルの風格とブランド、最高級のお酒、最上級のサービス、全てが揃ったバーと言えるでしょう。

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高級なバーだったら良いのか、と言われるとそういうわけでもないのが面白いところ。
仲間と楽しく飲むならカジュアルなところが良いし、一人の時間を楽しむならオーセンティックなバーが良いよね。
その時の状態や気分、懐事情に合わせて選んでみよう!

初めてのバーはどんなお店に行くべき?

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ではそんなバーの種類を理解したところで、初めてのバーに行くならどんなところに行けば良いのかということを解説します!

初心者は本格的な「オーセンティックなバー」に行くべし!

まずは一番行きやすい「カジュアルなバーへ」、と言いたくなるところですが、実は初心者さんにおすすめなのは「オーセンティックなバー」です。

というのも、カジュアルなお店だと「オシャレなバーに来た感」が薄いのです。
もちろん、カジュアルだけどオシャレなお店もあるのですが、比較的入りやすいお店はその分客層もちょっと悪かったり、多くの人が期待するようなおしゃれで静かなバーとはまた違った雰囲気なのです。

もちろんカジュアルなバーも良いのですが、「バーに行った」というよりは「ちょっとおしゃれな居酒屋・パブに行った」という感覚が近いです。
皆さんが「バー」と聞いて想像するようなマスターの美しい所作や接客を楽しむには、やはりカジュアルすぎるお店だと物足りません。

だからこそ、最初から背伸びして「オーセンティックなバー」に行ってみることを強くお勧めします。
そういったバーは一見入りずらいのですが、一度門をくぐって仕舞えば意外なほどに居心地が良いものです。

しかもマスターはその人がどれくらいバーに慣れているかをすぐに理解してくれます。
オーセンティックなバーの中で初心者に排他的なお店というのはほとんどありません。
そんなお店があったらバー失格だと思います。

良いお店ほど初心者でも居心地が良いものです。
だから最初は地元で愛されているようなやや格式の高いバーに行ってみることをお勧めします。

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僕が最初に行ったバーは麻布十番にある「Bar Melfome (バー メルフォーム)」という一見入りずらい印象のバーだったよ。でも実際に入ってみる店主も気さくで、隣のお客さんとも会話が弾んでとても居心地が良かった。
やっぱり良いバーは店主もそこに来るお客さんも良い人なんだな〜としみじみ感じたよ。

【これさえ知っておけば問題なし】初めてのバーに向けて知っておきたい5つのこと

ここからはいざバーに行くぞ!となった時に知っておいて欲しいことを5つのポイントに分けて解説していきます。
これさえ知っておけばバーで困ることはほとんどないと思うので、これから初めてのバーに挑戦しようとしている人はぜひチェックしておいてください!

①予算

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まず皆さん気になるのは「いくら持っていけば良いか」ということだと思いますが、まあとりあえず1万円持っていれば余裕でしょう。

お酒の種類やフードを頼むか否かによっても変わってくるのでなんとも言えないのですが、オーセンティックなバーの場合、これくらいで見積もっておけばOKです。

・お酒:1杯1500円
・おつまみ:1品1500円
・チャージ料:1000円

不安であれば事前にお店のホームページなどで値段をチェックしておきましょう。

※バーではお酒・フード代の他に「チャージ料(席料)」が発生します。
お店によって異なりますが概ね1000円程度、高級ホテルのバーの場合は1500円程度かかる場合もあるので注意しましょう。

また、大抵のバーにはメニュー表があり料金が載っています。
席にメニュー表が置いてなくても言えば見せてくれるお店が多いです。

仮にメニュー表自体がないお店の場合も、お酒それぞれに値段が必ず決まっています。
遠慮せずにマスターに聞けば値段を教えてくれるので、予算内で収まるように飲むことは可能です。
ご安心ください。

【バーに行く時の予算】

  • 少なくとも1万円は用意しておく!!
  • お酒は全て値段が決まっているので、メニューで確認したりマスターに聞いてみよう!!

②注文の仕方

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バーに着いたら早速注文をすることになりますが、正直、正しい注文の仕方というものはありません。
飲みたいものを言えば良いだけです。

一部では「最初はジントニック」みたいなことを言う人もいますが、僕がよく行くバーのマスター曰く、普通に最初から飲みたいものを飲んだら良いそうです。

とはいえ、初めてバーに行くときはお酒の種類もよく分からないと思うので、そういうときは正直に「実はバーに来るの初めてなんですが、おすすめのものありますか?」と聞いてみましょう。
そうしたらマスターが色々聞いてくるのでそれに答えていけば良い感じにお酒を作ってくれます。

聞かれるのは、大体こんなところですね。

  • お酒は強いか(度数高いものでも大丈夫か?)
  • 味の好み(フルーツなどを使った甘いものが良いか、ウイスキーとかの辛い系のものが良いか)
  • 好きなお酒はあるか(ジンが好き、と答えたらそれをベースに作ってくれます)

不安だったら事前にこの質問には答えられるようにしておきましょう。

もし最初からある程度カッコつけたい場合は、事前に飲んでみたいお酒・カクテルを調べておくと良いでしょう。
この記事の最後で初心者の方にオススメのカクテルも紹介しているのでぜひ参考にしてください!!

筆者はお酒を選ぶとき「1杯1500円以下で…」といった感じで予算を設定して選んでもらうこともあります。
予算を伝えることは決して恥ずかしいことではありませんよ!!
マスターも予算を伝えてもらえるとお酒が選びやすくなります。

【バーでの注文方法】

  • 飲みたいお酒、聞いたことがあるカクテルを注文する!!
  • 好みや予算を伝えてマスターに選んでもらう!!

③バーで何をするか

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バーに1人で行くと困るのが「何をするか」ということです。

2人で行けばお互いに会話をしながらお酒を飲めば良いのですが、1人で行くとマジで何もやることがありません。
暗いので本も読めないですし、バーカウンターでスマホを出してパズドラとかやるのも気が引けます。

では、何をするのか。
ほとんどの一人客は、何もしていません。

ただグラスを傾けて、バックバー(カウンターの奥にあるお酒をたくさん置いてるところ)に並ぶお酒を眺めたり、ただ虚空を見つめて店内に流れるジャズを聞いていたり、「寝てるの?」ってくらいガッツリと目を瞑ったまま過ごしていたり。

そもそもバーはお酒とその空間を楽しむ場所なので、「何かをする」ということを意識する必要はありません。
ただ行って、酒を飲みながらそこに居れば良いのです。
変にソワソワせずに、どっしり構えてゆっくりと時間を過ごせばOKです。

それ以外だと、マスターが暇そうであれば一緒に話してみましょう。
お酒の話やお店のある街のことなど、マスターはなんでも知っています。
そんなふうに話が弾んでいると別のお客さんも会話に参加したりするので面白いですよ。

あとは、喫煙者の方であればタバコを吸うのもOKです。
法律上、ほとんどのバーは喫煙OKです。
周りに配慮する必要はありますが、お酒に酔いしれながら煙を味わうのもオツなものではないでしょうか?

【バーでやること】

  • 考え事
  • 何もしない、ただお酒を楽しむ
  • マスターとの会話
  • 常連さんとの会話
  • タバコを吸う

④マナー

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バーに行くなら、ある程度のマナーは弁えておきましょう。
とは言ってもバー独自のマナーがあるわけではなく、一般常識としてのマナーを把握していればOKです。

【バーで気を付けておきたいマナー】

  • 飲みすぎない
  • 大声を出さない
  • 周りのお客さんに無駄に声をかけない
  • 汚い格好で行かない

必要なのは、そんなごく普通のマナーです。

特に気をつけたいのは周りのお客さんとのコミュニケーションです。
バーに行くと周りのお客さんと話したがる人が結構いるのですが、基本的には迷惑です。

特にオーセンティックなバーでは、隣に座った人に「どこから来たの?」とかいきなり聞くのはタブーです。
というか、キモいです。

バーは大人の社交場です。隣に超美人がいたとしても、クラブとは違うので無駄に声をかけないようにしましょう。

マスターを交えた会話の中で自然に2人での会話に変わっていくのなら分かりますが、「今日はどうしてここに?」とかいきなり声をかけるのは普通にキモいのでやめてください。
マスターとしても、そういったナンパまがいの行為は結構迷惑しているそうです(笑)

⑤帰るタイミング

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結論、帰りたいと思ったら帰ってOKです。

一応目安としては、お酒を2〜3杯程度飲んだ後に退店するのが理想です。

退店の際は席に座ったままマスターが暇な時を見計らって「お会計で」とか「ごちそうさまです」と行って会計を促します。
バーは基本的にテーブルチェックなので、飲み終わったからといって出口の方までズカズカ歩いて行かないようにしましょう。

マスターが他のお客様と会話をしているときは、会話が途切れるタイミングを待ちましょう。
その会話をぶった斬って会計をお願いするのはやめておきましょう。

ちなみに、マスターが接客中に帰りたくなったら、カバンから財布を出したり「そろそろ帰ろうかな」的な仕草をするとマスターが気づいて「お帰りですか?」みたいに聞いてくれることもあります。

【バーの帰るタイミング】

  • 2〜3杯飲んだ後に帰るのが理想!!
  • 完全に酔っ払ってしまう前にスマートに帰る
  • お会計はテーブルなので飲み終わったらマスターに「お会計で」と伝えよう!!

初めてのバーでおすすめの初心者向けカクテル4選

最後に初めて「オーセンティックなバー」に行く時に頼みたいおすすめのカクテルを紹介します。
ウイスキーをロックで飲むのも粋ですが、やっぱりバーに行ったら一度はカクテルを頼んでみたいですよね。

そんな時に初心者の方でも注文しやすく、バーの雰囲気を存分に味わえるカクテルをご紹介します!

1. ジントニック

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!

「ジン(Alc. 40%)」+「トニックウォーター」
→アルコール度数:5%くらい

先ほど、一部の人は「1杯目はジントニックでしょ」みたいなルールを持っていると話しました。
そんなものは個人の自由なので好きにしたら良いのですが、実際、ジントニックはおススメです。

というのも、ジントニックはジンとトニックウォーターだけで作るシンプルなカクテルであるが故に、バーテンダーの個性・力量が出やすいカクテルなのです。
バーによって使うジンの種類や香りづけの方法が違うので、結構面白いです。

1杯目は絶対ジントニック、とかいう迷信は信じなくて良いですが、『困ったらジントニック』くらいで考えておくとバーに行きやすくなると思います。

2. ハイボール

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!

「ウイスキー(Alc. 40~50%)」+「炭酸水」
→アルコール度数:5%くらい

ハイボールといえば居酒屋とか家飲みの印象が強いですが、もちろんバーでも飲めます。

ウイスキーは本当に種類が多く人気も高いのでほとんどのバーでかなりの種類のウイスキーを揃えていることが多いです。
ウイスキーに手を出すと急にバーに行くのが楽しくなるくらい、奥が深いジャンルです。

ただ、ウイスキーをグラスに入れてハードボイルドにそのまま飲む、というのは結構きついです。
ウイスキーのアルコール度数は40%〜50%程度なので、普通に飲むのもロックで飲むのもなかなか大変です。

そんなときは「ハイボール」です!
バーでハイボールを頼むなんて邪道、と思われそうですが結構みんなハイボールで飲む人は多いですよ。
悪酔いせずにウイスキーを味わえるので結構おすすめです。

注文の時はおすすめのウイスキーをマスターに聞いてから選ぶと「飲み方はどうされますか?」と聞かれるので「ハイボールで」と答えましょう。

3. マティーニ

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!

「ジン(Alc. 40%)」+「ベルモット(Alc. 15%程度)」
→アルコール度数:30%くらい

「カクテルの王様」と言われる有名なカクテル。
バーで飲むカクテルといえばこれ!と言われるような非常にメジャーなカクテルです。

ジンがベースとなっており、そこに白ワインに香草やスパイスを合わせた「ベルモット」を加えたカクテルです。
ジンの比率が大きいのでジンのハーブやベリーのような香りが強く、そこにベルモットのスパイス感が合わさった味わいです。

合わせるベルモットの種類によって甘さや香りが大きく変わります。

【注意!】
マティーニはその知名度から初心者がこぞって注文するお酒ですが、アルコール度数が30%程度あります。
お酒が弱い方は控え、お酒が強い方でも一緒に提供されるお水を飲みながらちびちび飲むようにしましょう。

4. マンハッタン

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!

「ウイスキー(Alc. 40%)」+「スイートベルモット(Alc. 15%程度)」+「アンゴスチュラ・ビターズ(Alc. 44%)」
→アルコール度数:25%くらい

マティーニが「カクテルの王様」であれば、こちらは「カクテルの女王」と呼ばれる一品。
ウイスキーをベースに「スイートベルモット」「アンゴスチュラ・ビターズ」を合わせた華やかな赤いカクテルです。

「アンゴスチュラ・ビターズ」はリンドウやハーブ、スパイスから作られた苦味酒。
普段はなかなか味わうことのないちょっと変わったお酒です。

その鮮やかな見た目から女性人気も強いお酒です。
複雑な苦みや香りに加えてスイートベルモットの甘味が加わって、飲みやすくも奥深い味わいになっています。

※こちらもカクテルのアルコール度数は高めなので注意しましょう。

筆者の初めてのバー体験談

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僕が初めて行ったバーの話をするので、
これからバーに挑戦しようとしている人は参考にしてみてね!

筆者が初めてバーに行ったのは24歳の時。

当時付き合っていた彼女の誕生日が近かったので、ちょっと調子に乗ってバーに連れて行ってみよう、と思いました。
せっかくなので場所は東京の麻布をチョイス。
麻布商店街の中にあるこじんまりとした居心地の良さそうなバー「Bar Melfome (バー メルフォーム)」を見つけて予約しました。

当日、麻布という場所自体に戦々恐々としながらお目当てのお店に入ると、店内は非常に薄暗く、まさにバーって感じ。
そもそもシステムがわからないのでおどおどしていると、店主らしき人物が歩み寄ってきて笑顔で迎えてくれました。

マスター
マスター

わざわざお越しいただきありがとうございます。
お荷物・上着をお預かりいたしますね。

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(ファー!!高級ホテルみたいな接客…これが「バー」ってやつか!)

店主は50代くらいの男性で、まさに「品の良いおじさま」といった佇まい。
落ち着いた声と物腰でぱっと見の第1印象は「心を許せそう」でした。

席に着くとやたら良い匂いのおしぼりが提供され、続いて謎のおつまみが出されます。

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(これはチャージ料金に含まれている「お通し」的なやつか!!)

薄暗い店内には中年のご夫婦らしき人たちや僕と同い年くらいのカップルが2組いました。
周りを見回しているとマスターが注文を聞いてきました。

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(…どうしたらよいかわからん!)

おどおどしているとマスターが「普段どんなお酒を飲むか」「お酒は強いか」などを聞いてきました。
そんな中で僕は以前から聞いたことの合った『マティーニ』というカクテルの存在を思い出し、「マティーニ飲んでみてぇっす!」と所望しました。

マスターは頷くと慣れた手つきでお酒をシェイカーに入れてシェイク!
このシェイクを生でみた時に、僕はやっとバーに来れたのだと実感しました。

そして、ついに念願の初カクテル「マティーニ」が到着!

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!
「カクテルの王様」とも言われるマティーニ(¥1,500くらい)
グラスも素敵ですね。
マスター
マスター

お待たせしました、マティーニでございます。
こちらアルコール度数が高いカクテルとなっておりますので、お水を飲みながらお召し上がりください。

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(ファー!!なんやこれ、オシャレ!!)

一口飲んでみると確かにアルコールがかなり強い。
でもハーブっぽい香りやスパイシーな風味がして美味しい。
透明な液体なのにものすごくいろんな味が溶け込んでいて、「大人の飲み物」って感じでした。

ちなみに、彼女はアルコール度数低めのフルーツ(確かいちご?)を使ったカクテルを注文

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!
いちご?を使った可愛らしいカクテル(¥1,700くらい)

こっちは見た目通りかなり可愛い味わいでした。

カクテルを飲みながらマスターから「マティーニ」がどんなお酒なのかという話を聞いたり、彼女と会話を弾ませたり…
麻布のバーということでかなり緊張していたのですが、入ってみると意外とフレンドリーな空間で一瞬で緊張がほぐれました。

【初めてのバーを完全攻略!!】大人の嗜み「バー巡り」のコツを解説します!!
初めてのバーの帰り、心を躍らせてニンマリしている筆者と脳天から伸びる東京タワー

この日は時間も遅かったので一杯だけ飲んで退店。

お会計の時は彼女に値段が見えないように白い布で隠しながら伝票を渡してきたのが最高にスマートでした。

まとめ

今回はバー初心者の方に向けてバーに行くことのメリットや初めてのバーに向けて知っておきたいことを解説しました。

これまでバーに行ったことのない人はこの記事で紹介したことを参考に、ぜひ初めてのバーに挑戦してみてください。
行くまでのハードルはちょっと高いですが、一度行ってみればその雰囲気やそこに流れる優雅な時間にハマってしまうはずです。

そしてもしバーにハマったらいろんなバーを巡ってみてください。
カジュアルなお店に行ってみたり、ちょっと奮発して高級ホテルのバーに行ってみたり。
「バー巡り」は一人でも挑戦できて、自分の世界が大きく広がる趣味です。

ちょっと大人な趣味を探している人には断然おすすめなので、気になった方はぜひ挑戦してみてください!

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