みなさん、お酒は好きですか?
大人であればパーっと飲んで嫌なことを忘れたい…そんな時がきっとあるはずです。そんな時に居酒屋に行って飲みたいだけお酒を飲むのは最高ですよね。
ですが、「一緒に呑みに行く人がいない」という致命的な問題に直面する人も少なくないはずです。
そこで今回は1人でお酒を飲みに行く『1人呑み』をご紹介したいと思います!
趣味として「1人呑み」ができるようになれば美味しいお酒を自分の好きな時に、好きなだけ楽しむことができますよ!!
一人呑みはここが良い!!1人呑みを勧めたい3つのポイント
1. 自分のペースでまったり飲める
みなさんもこれまでにきっと「飲み会」に参加したことがあると思いますが、仲間内にしろ会社での飲み会にしろ、なんだかんだ気を遣います。
特に会社の飲み会だと上司もいたりするので、お酒を注いだり会話が途切れないように配慮したりと、いろんなことを考えないといけませんよね。
特に筆者のように「気にしすぎるマン」な人にとって飲み会はかなりのストレス源です。
しかも、グラスが空いたら「グラス空いてるよ!何か飲みなよ!」と言ってくるやつもいるので、さっさと帰ってほしいなと思います(笑)
誰かと飲むこと自体は楽しいのですが、複数人であるが故に自分のペースで自由に飲むことができないんですよね〜
でも一人呑みだったらそんなことを心配する必要なし!
強いお酒をちびちび呑みたい人も、珍しいお酒を色々呑みたい人も、誰でも自分の好きなお酒を自由に飲むことができます。
「とりあえずビール」のルールを無視して最初からウイスキーのロックを飲んだって良いのです。
自分に合ったペースでまったりとお酒を楽しめるというのは、実はかなり楽しくて贅沢な時間なのです。
2. 料理とお酒を存分に味わえる
誰かと飲みに行くと料理はみんなで取り分けたりしますよね。
筆者は居酒屋のだし巻き卵が大好きなのですが、これに関しては一人で一人前をガッツリ食べたいのです。
でも、みんなで飲みに行ったらその料理も平等に取り分けられ、一人当たりの取り分はたったの一切れ…(泣)
それに、誰かと飲んでいると唐揚げとかポテトとかの番人ウケするメニューを注文することが多いので、個人的に好きなあん肝とか梅水晶とかを頼みにくいんですよね(笑)
そういうことを気にしたくない人、自分の好きな料理とお酒をゆっくりと味わいたい人は一人呑みがおすすめです。
一人だからこそ料理を存分に味わえるし、お酒の美味しさもダイレクトに味わうことができます。
美食家になった気分で料理とお酒を味わうのはなかなかオツなものですよ。
3. 行きたい時に自由に行ける
お酒大好きな筆者のような人間はふとした瞬間に「…酒飲みてぇ!!」と神のお告げとばかりに飲酒欲が出てくることがあります。
こういう時にその欲望に従って飲む酒は最高です。
誰かと飲みに行くとどうしても時間に縛られるので「酒飲みてぇ」という欲求がMAXになった時点でお酒を飲むのは非常に難しいです。
数日前から計画された飲み会であれば当日にお酒を欲する気持ち・体調になっているかはわからないですしね。
一人呑みならそう言った不安なく、「お酒のみたい」と感じた瞬間に居酒屋に向かって走り出すことができます。
食べたい時に食べる、呑みたい時に呑む…
そんな欲求に正直な生き方が一番良いのです。
1人呑みできるお店の見つけかた
いざ1人飲みをしたいと思っても困るのが「1人呑みができるお店の見つけ方」ですよね。
普通の居酒屋は複数人で来ている人ばかりなので1人で入るのはちょっと勇気がいります。
そこでまずはこれまでに1人呑みを何回も経験してきた筆者が、1人呑みがしやすいお店の特徴を紹介します。
まず、1人呑みにおすすめなお店のポイントはこちら!
【1人呑みにおすすめなお店のポイント】
- カウンターがある店
- 常連客が騒いでいない店
- 大通りに面していない店
これらの1人呑みしやすいポイントを踏まえて、どんなお店がおすすめかを解説しますね!
①個人経営の居酒屋
チェーン店の居酒屋は基本的にはいつも賑わっていて、複数人で来る人ばかりです。
しかも大通りに面していることが多いので、ひっきりなしにいろんなお客さんが来ます。
そういうお店では1人呑みはしにくいので、チェーン店ではない居酒屋を探しましょう。
おすすめは大将と奥さんが2人で切り盛りしているような個人経営の居酒屋。
こういったお店はお客さんの回転がそれほど速くなく、店内も落ち着いていることが多いのでおすすめです。
相対的にチェーンてにょりは価格が高いのですが、その分満足できるクオリティの料理と飲み物が提供されるので、騒ぐ目的ではなく「味わう」目的でいく1人呑みには断然おすすめです。
ただ、個人経営の居酒屋には常連客がたまっていることが多いです。
あまり騒がしくない常連客であれば問題ないのですが、うるさいおじさん集団などがいないか、来店前に耳を澄ませて伺っておくことをおすすめします。
②居酒屋以外のチェーン店
「鳥貴族」「魚民」などの居酒屋チェーン店は一見すると1人呑みに向いていそうですが、実際にはあまりオススメできません。
チェーン店にはグループ客が多く、店内がかなりうるさい場合が多いです。
そんな環境で1人呑みをするのはかなりの苦行です。
とはいえ、チェーン店の全てが一人呑みに向いていない訳ではありません。
「居酒屋チェーン」が向いていないだけです。
居酒屋以外のチェーン店であれば一人でもふらっと入れますし、価格帯も安く、しかもそれほど騒がしくないのでおすすめです。
筆者のおすすめはこちら!
- 中華料理屋(王将、日高屋など)
- ファミレス(ガスト、サイゼリアなどなど)
- ラーメン屋
居酒屋ではないけどお酒が飲める店、を選ぶのがポイントです。
ただ、居酒屋ではないのでお酒やおつまみの種類はそれほど豊富ではないかもしれません。
③バー
一人呑みの定番といえばやっぱり「バー」ですよね。
おしゃれなバーで一人グラスを傾ける姿はまさに一人呑みの代名詞。
ですが、やはりバーは入りにくい!
そもそもお店の入り口が見つけにくいしおしゃれすぎて敷居が高い!
ですが、個人的にはバーでの一人呑みが最も満足度が高く、良い経験になる趣味だと思っています。
マスターや常連客と会話していくうちにお酒についても詳しくなっていきます。
一人でバーに行ってみたいけどなかなか行けていない…という人は初めてのバーに挑戦する人向けにこんな記事を書いたので参考にしてみてください。
④パブ
いわゆるおしゃれな「バー」ではなく、もう少しカジュアルな「パブ」も一人呑みにおすすめです。
パブは比較的安くいろんなお酒やおつまみを楽しむことができる飲食店です。
バーほど落ち着いた雰囲気の場所ではありませんし、ある程度騒いでいる人がいることも覚悟しないといけません。
ですが、多少周りの声が気になりながらもカウンターに座って自分の時間を楽しむことはできますので一人呑みにはおすすめです。
一人呑みで何をするか?
さて、1人呑みにオススメなお店がご理解いただけたかと思いますが、その一方で『1人呑みって何するの?』という根本的な疑問も浮かんできてしまいますよね。
ここからは1人呑みに行った時に何をすれば良いのかを解説していきます!!
1. スマホいじり
これが定番にして最強です。
スマホをポチポチしながらおつまみとお酒を呑むだけでOKです。
スマホでソシャゲをしていようが、ネットニュースを見ていようが、なんでもOKです。
一人呑みは「なんとなく呑みたいから」という理由で実行している人が大多数なはずなので、適当に時間を過ごしておけば良いのです。
普段家でゴロゴロしているのを、今日はたまたま飲み屋でやってる。
そんな感覚で好きなようにスマホをポチポチすればOKです。
2. 動画を見る
筆者が一人呑みに行ってよく見るのが動画を見ている人です。
YouTuberの動画を見ていたりアニメを見ていたり、けっこうみんな自由に動画を見ながら一人で呑んでます。
先日筆者が行った居酒屋ではおっちゃんがスマホを横にしてカウンターに置いてVtuberっぽい人の配信を見てました。
令和の一人呑みはここまで進化しているのです。
3. 考え事
一人呑みは誰にも邪魔されない自分だけの時間なので、ボーッと考え事に耽るのもおすすめです。
オープンな席で考え事に耽っているとちょっと不審ですが、カウンター席や周りから見られにくい席だったら、アホみたいな顔してボーッとしててもそれほど不自然ではありません。
一人のみの時くらい仕事のことは忘れたいと思うので、プライベートのこと(彼女欲しいな〜とか)や将来のこと(俺、結婚できるのかな…とか)をなんとなくぼんやりと考えてみましょう。
結局最後には酔いが回って「まあ、いいか!!」となるので、多少深刻な内容を考えていてもOKだと思います!
【食レポ】実際に1人飲みをしてみた!!
さて、ここまで解説した内容を元に実際に筆者が1人呑みに出かけてみました!
ここからは【食レポ】としてその1人呑みの様子を写真付きでご紹介します!!
1人飲み例①:チェーン店『日高屋』
1人飲みでとりあえずお酒を飲みたいけど、極力お金を使いたくない!!そんな時にオススメなのが『日高屋』です。
格安の居酒屋は色々ありますが、居酒屋だとお酒をどんどん頼むと数千円くらいかかってしまいます。でも日高屋なら千円くらいでお腹いっぱいになれるし、お酒も1000円あれば3杯くらいは飲めます。
よっぽど大食いでもない限り2000円を超えることはないでしょう。
というわけで行ってみました!日高屋です!!
最初に注文したのはこちら!
普通にお腹が空いていたので「半ラーメン」「半チャーハン」「餃子」のセット(¥620)と「生ビール(¥320)」です!
やや少食な僕だとこれでもう満足なのですが、まだ1000円もかかっていません。とりあえず、普通に美味い!!
ラーメンは専門店には敵いませんが昔ながらの「中華そば」って感じ。それ以外も普通に満足できるクオリティです!
ごちそうさまでした!
続いて追撃の注文!!
お酒は「ホッピーセット(¥420)」を注文。追加のおつまみで「やきとり ネギ和え(¥200)」を注文。
ちなみに、日高屋は結構自由な感じで、1人で来ている方はみなさん動画を見たりスマホで漫画を読みながら1人飲みをしていました。
筆者はこの記事をスマホで書きながらホッピーを飲んでます(笑)
さてごちそう様でした
続いてダメ押しの追加注文!!
「日本酒(¥340)」と「イカ揚げ(¥290)」です!
まあもうこの時点でお腹は満腹なんですが…(笑)ここで終わったら男じゃないでしょ、ということでダメ押しの注文です
日本酒はけっこう辛口のグッとくる感じです。
イカ揚げのイカは結構柔らかくて、サクッとした衣にマヨネーズがよく合います
290円のおつまみとしては大満足って感じでした!
日本酒ということもあってかなり長期戦になりましたがなんとか完飲・完食!
ご馳走様でした!!
さて、お酒もおつまみもたくさん注文して大満足の1人のみでしたが、今回かかった金額がこちら!
- ラーメン・餃子・チャーハンセット(¥620)
- 生ビール(¥320)
- ホッピーセット(¥420)
- やきとり ネギ和え(¥200)
- 日本酒(¥340)
- イカ揚げ(¥290)
合計:¥2,190
1人飲み例②:オーセンティックなバー「Bar Tenderly」
さて、続いて別日に伺ったのは大田区大森にお店を構えるオシャンなバー「Bar Tenderly」さんです。
店内は薄暗く、バックバーにはさまざまなお酒が並んでおりとても良い雰囲気です。
オシャレバー道程の筆者はその空間に緊張して店内の写真を撮ることができませんでした…(笑)
ついでに言うと緊張していてお酒やフードの価格をメモし忘れていました(笑)
なのでこの記事で紹介する金額は「大体〇〇円」というニュアンスだとご理解ください…
さて、今回頼んだオシャレカクテルはこちら。
旬のぶどうを使ったスムージーっぽいカクテルです。
お酒のベースには「ジン」を使っており、ハーブの香りとぶどうの酸味を感じることができる逸品です。
こちらのカクテルは(たぶん)¥1,600でした。
せっかくなのでフードも注文。
こちらのお店はフードも充実していて、他のお客さんも小さなパスタやおつまみを注文していました。
私が頼んだのは「キッシュ」です。
普通に美味しいです。
パイ生地のキッシュではなくタルト生地のキッシュなのでずっしりとしていて小さいですが食べ応えがあります。
こちらのキッシュは(たぶん)¥1,400でした。
私はサクッと一杯だけで帰ると決めていたので本日はこの2品のみ。
こういったバーでは2杯くらい飲むのがカッコ良いのですが、入店の時に「いっぱいだけでも大丈夫ですか?」とか聞いた上で入れば1杯だけ飲んで帰ってもスマートに見えますよ(たぶん)
さて、今回頼んだ2人にオーセンティックなバー独特の「チャージ料(¥1,000)」がかかり、今回使った金額はこんな感じでした。
- ブドウのカクテル(¥1,600)
- キッシュ(¥1,400)
- チャージ料(¥1,000)
合計:¥4,000
サクッと1人で飲んだだけの金額としては高い気がしますが、このお店自体は標準的(もしくはちょっとリーズナブル)な価格帯です。
このお店でオシャレバーにデビューした後に何件か同じようにバーに行ったのですが、他のお店だと季節もののフルーツのスムージーとかは2000円以上だったりします。
フードもここまで手の込んだものだともっと高くなることが大半なので、どちらかといえば財布には優しいバーと言えるでしょう。
1人飲みをしてみて…実際どうだったのか?
チェーン店にしてもオーセンティックなバーにしても入る時は多少の勇気が必要でしたが、入ってしまえば意外と周りは気にならず、ただ料理とお酒を楽しむことができました。
と言うのも、今回行った2店舗どちらも一人で飲んでいる人がけっこう多く、一人呑みに没頭しやすかったというのもあります。
「日高屋」は仕事帰りのサラリーマンが中華を食べながら一人でお酒を飲んでいますし、「Bar Tenderly」さんも一人でしっぽり飲んでいるおじさまや若い男女も多かったです。
大事なのはお店選びということですね。
お店を選ぶときはこちらのポイントに注意して選んでみてくださいね。
【1人呑みにおすすめなお店のポイント】
- カウンターがある店
- 常連客が騒いでいない店
- 大通りに面していない店
まとめ
今回は『一人呑み』を趣味にするべく、一人で入りやすいお店や一人呑みの方法をまとめました。
最初は多少勇気が必要ですが慣れてしまえばどんなところでも一人で入れるものです。
もちろん仲間達と飲むのも楽しいですが「呑みたい時に呑む」を実現できるのはやっぱり『一人呑み』です。
みなさんもぜひ一人呑みを趣味にして「呑みたい!」という欲求を貪欲に満たしていきましょう!
僕は最近頻繁に一人のみをしちゃうので、今度いろんなお店を巡った結果を食レポ記事で紹介するよ!
みなさんもおすすめの一人呑みスポットがあったらコメントかTwitterとかで教えてね!
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