みなさん、『べランピング』という言葉をご存知でしょうか？
最近何かと耳にする言葉ですよね。
ベランピングは『ベランダ』と『グランピング』を組み合わせた言葉。
「グランピング」は豪華でおしゃれなキャンプのこと。
つまり、『べランピング』はお家のベランダでキャンプをしてみる、という意味です。
そう聞くとなんだか楽しそうですが、
「ベランダでキャンプするのってどうすればいいの？」
「道具を揃えるのが大変そう…」
と思ってしまいますよね。
そこで今回は「まずは簡単にべランピングを体験してみたい！」という方のために、初心者が自宅のバルコニーやテラスで快適に過ごすための方法をまとめます！
最初は簡単なものでも、徐々に道具を増やして本格的なべランピングができれば一生ものの趣味になるかもしれません！
おうちのベランダやバルコニーで快適に過ごしてみたいと思った方は、ぜひ参考にしてみてください！
ベランピングをするときの注意点はこちらの記事にまとめているのでぜひ合わせてチェックしてみてください!!
ベランダなのにアウトドア感が楽しめるのが魅力の『ベランピング』
ちょっとハードルが高そうだけど、必要最低限なものだけ揃えればOKだにゃ〜
初心者向け！べランピングに必要なものリスト
さて、まずはべランピングに必要なものを見てみましょう。
最初からいろんな道具を揃えると大変ですし、途中で飽きてしまったら勿体無いのでまずは必要最低限のものだけを揃えておきましょう。
①アウトドア用チェア
まず必須なのは椅子ですね。
基本的にずっと外に置いておくことになるので、以下のポイントに気をつけて選びましょう。
・耐水性があること（水を弾く、もしくは水が染み込まない素材のもの） ・掃除が簡単なこと ・経年劣化に強いこと
そんな基準を満たした椅子の中でおすすめなのがこちらです。
キャンプなどのアウトドアの場面で使うことを前提に作られているため、非常に丈夫で雨が染み込まない素材になっています。
折りたたみ可能なので、使わない時はしまっておくこともできますし、アウトドアの時にはベランダから持ち出すこともできます。
しかもこちらはドリンクホルダーもついていて、ペットボトルのドリンクを椅子のポケットに入れることができるので便利！
コスパ最強のアウトドアチェアだと思います。
②ミニテーブル
次に必要なのが飲み物や食べ物を置くためのテーブルです。
ベランダに置くのであればアウトドア用の小さなものがおすすめです。
やはりベランダとはいえ、それほど大きなテーブルを置くだけの広さは無いと思いますし、例えば災害が起こった時などにはベランダに置いているものを早急に片付ける必要があります。
そういった意味でも、ダイニングテーブルのようなものではなく、折りたたみができる小さなものが最適です。
私が買ったのはこちら。
折りたたみができて非常にコンパクト。
さらに、木目に見えるテーブルの板部分はアルミ製なので雨水で痛んだりする心配もありません！
③ランプ
ベランダでの晩酌にあたってぜひ用意しておきたいのが『ランプ』です。
晩酌するタイミングは夕方か夜の暗くなってきた時、ですがどの家庭でもベランダには元々灯りがついていないはずです。
そのため、ランプは必須のアイテムと言えます。
ランプ自体は小さいものでOK。
あまりに大きなものを選んでしまうと邪魔になりますし、眩しすぎてもご近所の迷惑になってしまいます。
私は、オレンジ色の灯りが優しい印象のキャンプ用ライトを購入しました。
フックがついているので物干し竿などに引っ掛けることも可能。
さらに、電池式ではなくmicroUSBケーブルでの充電が可能というところも大きなメリットでした。
本格的に始めたい人向け！できれば揃えておきたいものリスト
参考として、必須ではないけどできれば揃えておきたいものも見ておきましょう。
最初は最低限のものを揃えておいて、本格的にベランピングを楽しみたい！と思ったら買い足していくのが良いと思います。
①テント
「ベランピング」と聞いてベランダにテントをおいている姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？
テントがあるだけでアウトドア感がグッと増しますよね。
ベランダにあっても邪魔にならないように、比較的コンパクトでありつつ、一人で入っても十分な広さのものを選ぶのがおすすめです！
こちらは２人で入ると狭いけど、１人だったら余裕を持って入れるコンパクトなテント
こちらは実際のキャンプでも使えそうな本格的なテント。
自宅のベランダに置けそうか考えて選んでみましょう。
②リビングシート
ベランピングではアウトドア用の椅子があれば快適に過ごせますが、リビングシートがあるとより快適に過ごすことができます。
その名の通り、これを引けばベランダがまるでリビングになったかのように、そのまま座ることが可能です！
ベランダでごろごろしたり、よりリラックスした時間を過ごしたい方におすすめです。
③テント用マット
テントを設置したら、その中にマットを引いておくとより快適になります。
もちろん、家にあるクッションなどをお尻の下にひいても良いのですが、例えばテントの中で寝たり、ごろごろくつろぐ時には人の体を支えられる大きなマットがあると便利です。
多くのテント用マットは自分で空気を入れる必要があるので、後片付けが大変なのですが、こちらはなんと自動で空気が入る優れもの！
顔を真っ赤にして息を吹き込む必要がないので非常に便利ですね。
それ以外に間接照明とか、ラグとかがあるとおしゃれなベランピングができるぞ！
インスタで検索するとおしゃれなベランピングの写真がたくさんあるからチェックしてみよう！
実際にベランダに設置してみた
さて、早速購入したアイテムを我が家のベランダに並べてみました！
今回私はべランピング初心者ということで必要最低限のアイテムのみを購入しました。
みなさんが初めてべランピングに挑戦するときの参考になれば幸いです。
まずはアウトドアチェア。
私が買ったものは組み立ても非常に簡単で、説明書を見ながら5分程度で組み立てられました。
やはりキャンプで使うものなので、すぐに組み立てられるようになっているんですね〜。
ハイバックで安定しているし、頭が当たる部分にクッションがついているのが良いですね。
長時間座っても疲れず、非常に快適です。
むしろ家の中で使っても良いんじゃないかと思えるほどです。
サイドにはドリンクホルダーがついています。
缶ビールを入れたり、キャンプの時にはペットボトルの飲みものを入れたりできそうですね。
細かい部分に工夫が見られます。
続いてミニテーブルです。
こちらは支柱を広げて板を乗せるだけなので、組み立てには1分もかかりませんでした。
テーブルの天板は40cm×35cmとやや小さいですが、お酒とおつまみを置くには十分な広さです。
大皿の料理などを置くには少し頼りない印象だったので、ベランダで料理を食べたい場合はもう少し大きめのテーブルを購入する方が良いかもしれません
最後にこちらのランタンです。
キャンプに持って行っても映えそうなアウトドア感のあるデザインですね。
オレンジ色の明かりで落ち着いた印象です。
明るさは２段階で調節可能、重さも300g以下と非常に軽くて持ち運びしやすいアイテムです。
上にフックが付いているので、テーブルの上に置いたり、どこかに引っ掛けて上の方から照らしたり、いろんな活用方法がありそうです。
実際にべランピングをしてみた！
さて、日が暮れるのを待ってその日の内にベランピングに挑戦してみます！
実際には、ベランピング、、というよりは「ベランダ晩酌」という感じなのですが、キャンプも結局はお酒を飲んでご飯を食べるようなものなので、まあ問題はないでしょう。
周りが暗くて写真がちょっと見にくいですが、ランタンを付けるとオレンジ色の光がベランダを照らし、柔らかく落ち着いた空間になりました。
雰囲気はさながら屋外キャンプ場。
アウトドア感があって家にいながら新鮮な気持ちを味わうことができます。
普段は第３のビールを愛飲している私ですが、今日は特別に『サッポロ黒ラベル』。
しかも、贅沢にロング缶をいただきます。
夏なので蚊が大量に僕の血を求めて突撃してきたぞ！
でも、自分の血がなくなることよりも、ビールを味わう方が大事！
気にせずに晩酌を楽しみましょう。
（夏のベランピングには虫除けスプレーをお勧めします）
自宅の目の前に川が流れていたり、広い庭があったり、広大な自然に囲まれていたり…
そんなアウトドア向きな家は少数派だと思います。
かくいう私の自宅も、目の前には住宅地とマンションが広がるのみ。
アウトドアな気分を満喫できる空間とは言い難いでしょう。
ですが、べランピングに必要な道具を揃えて実際に外で過ごしてみるだけで、けっこう開放感を味わえました。
すぐ隣にはいつも過ごしているリビングが広がっているわけですが、なぜだか本当にキャンプ場で過ごしているかのような、アウトドアな雰囲気を感じることができました。
まとめ
さて、今回は最近流行りの「べランピング」に挑戦してみました。
実際、ベランピングをするのに、それほど広いベランダは必要無いなと感じました。
我が家のベランダは2.5畳とやや広いのですが、実際には椅子とテーブルを置くスペースだけあれば十分楽しむことができます。
「べランピングを試してみたい！」という方はまずは必要最低限の道具だけを揃えて試してみましょう。
最低限の道具だけであれば、全て合わせても1万円以下です！
【ベランピングで最低限揃えておきたいもの】 ・アウトドアチェア ・テーブル ・ランタン
今回は初めての挑戦だったので必要最低限な道具だけを揃えましたが、もっといろんなアイテムを揃えたら本格的なべランピングができそうです。
みなさんも、興味を持ったらぜひ、まずは最低限の道具だけを揃えてチャレンジしてみてください！
一生ものの趣味になるかもしれませんよ！
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