先日、最近流行りの『ベランピング』について、初めてベランピングに挑戦する人向けにベランピングに必要なもの、ベランピングの方法についてまとめた記事を公開しました。
ベランピングの方法はこちらの記事をご覧ください!
今回は、実際に今後本格的なベランピングをするにあたって、注意しなければいけないことをまとめたいと思います。
私自身、初めてベランピングをしてみて、その魅力に取り憑かれた一人なのですが、マンション住まいである以上、ご近所の迷惑になったりしないかが心配でした。
そこで、ベランピングをするときに注意しなければならないこと、やってはいけないことなどを調べてみたのでこの記事でまとめてみたいと思います!
これからベランピングを始めようとしている方、ベランピングの魅力に取り憑かれて、これから本格的に始めようとしている方はぜひ参考にしてみてください。
ベランピングで注意すべき5つのポイント
大前提:ベランダはマンションは『共用部』です!
まず、大前提としてベランダはマンションの「共用部」という扱いになります。
もちろん、自分の部屋のベランダに隣人が勝手に入り込んでくる…なんてことはあり得ませんが、避難時・緊急時は別。
緊急時には隣の部屋のベランダに避難して良いことになっています。
そのため、ベランダは常に誰かが通れるようにしておかなければいけません。
このように、緊急時の避難路になったりなど、ベランダは個人の敷地という扱いではなく「共用部」という扱いになります。
そのため、マンションの廊下などと同じように、禁止されていることがいくつかあります。
マンションによってベランダで禁止されていることは異なりますので、まずはご自分のマンション・アパートの禁止事項などを調べてみましょう。
ogiはタワー(じゃない)マンション住みですが、
高層階にお住まいの方は高層階ならではの禁止事項があったりしますので、特に注意!
では、これらの前提を踏まえて、ベランピングの時に注意すべきことを見ていきましょう!
①火は使わない
当然といえば当然なのですが、火の使用は厳禁です。
「ベランピング」は「ベランダ」と「グランピング」を組み合わせた用語、ということで、いわゆる『キャンプ』みたいなことをしてOKとの認識になってしまいそうですよね。
ですが、ベランダでガスバーナーを使ったり、焚き火をしたりするのは厳禁です。
煙が発生すると近隣の方の迷惑になりますし、火災の心配もあります。
そもそも多くの場合、マンションの規定でベランダを含む共用部での火気の使用は禁止されています。
花火のほか、紙タバコもNGです。
ベランピングをする際はベランダで火を使った料理をすることはできないので、家の中で作って、それをベランダに持っていきましょう。
ただし、この場合も匂いには注意が必要ですよ!
②騒音と明かりに注意する
ベランピングでお酒を飲むのは定番ですが、お酒が入ってしまって声が大きくなってしまう心配もあります。
あなたが楽しくベランピングをしている最中でも、近隣の住民たちは寝ているかもしれないし、仕事をしているかもしれません。
ベランピング中とはいえ、騒音はご法度です。
落ち着いて静かにアウトドアな雰囲気を楽しみましょう。
また、ベランピングにはランタンの明かりが欠かせませんが、これも強すぎる明かりのものを使うのは危険です。
あまりに明るすぎると近隣の方の迷惑になります。
ベランピングの際には強すぎない明かりを使い、ベランピングが終わったらきちんと消しておくことを心がけましょう。
③避難時には全て撤去できるようにする
ベランダは「共用部」だと言いましたが、特に火災等が発生した場合には全ての部屋のベランダが避難経路になります。
もしマンションで火災があったとしたら、お隣の方もあなたも、ベランダにある仕切りを壊して隣のベランダに移ることができます。
そんな時、必死に避難したあなたの部屋のベランダに物がいっぱい溢れていたら…
そのせいで避難が遅れて命を落としてしまったら目も当てられません。
ベランダに置いてあるものは緊急時には全て撤去できるようにしておかなければいけません。
椅子にしてもテントにしても、すぐに片付けられる、隅に寄せられるようにしておかなければいけません。
もしすぐには動かせないような大型のテーブルやベンチ、棚やフェンスなどを置いている、もしくはこれからおこうとしている場合は規則違反になってしまうので、絶対にやめましょう。
④周りから見えないようにしておく
楽しくベランピングをするのはとても良いことですが、ベランダという“外”の空間で過ごす以上、周りから見られる可能性は否定できません。
半分家の中みたいな空間ですが、確実に屋外ですので見られて恥ずかしい格好をしたり、見られたらまずい行動をするのは控えましょう。
また、ベランピング中の素行が悪かったりすると近所での評判が悪くなる可能性もありますので注意が必要です。
さらに、女性の場合は特に、ストーカー被害などへの派生も考えられるため、ベランピングの際はあまり外から見えないように心がけるのが良いでしょう。
周りから見えてしまうのが心配な場合は目隠し用のシェードを使用するのも良いかもしれません。
周りから見られる心配がなくなるだけでベランピングがいつもより快適になるかもしれませんよ!
⑤モノの落下に注意する
ベランピングの際は、ベランダに置いてあるものが下に落下しないように注意しましょう。
マンションからものが落下して通行人に当たってしまう、という事故は後を断ちません。
ベランダの柵の上に何かを置くことは当然NGですが、ベランダの床に置いているものでも強風で飛ばされて落下してしまうことも珍しくありません。
ベランダに吹き飛ばされそうな軽いもの、もしくは強風にあおられそうなものを置いている場合は強風が来る前に室内にしまえるようにしておきましょう。
ただ、ベランダとは言ってもほぼ外。
ベランダに置いているものを部屋の中に入れたくないという気持ちは分かります。
そういった場合はベランダにも置ける収納を用意してみてはいかがでしょうか?
おすすめはこちらの無印良品のシンプルな収納ボックス。
どんなベランダにもマッチするシンプルな見た目で、耐久性も抜群なのが嬉しいところです!
ルールを守って楽しくベランピングをしよう!
今回はこれからベランピングを始めようという方に向けて、ベランダで過ごすときの注意点をお伝えしました。
冒頭にも説明しましたが、ベランダはあくまでマンションの『共用部』です。
だからこそ、火を使ったり騒いだりといった勝手なこと・迷惑なことは絶対にしてはいけません。
ベランダで楽しく快適に過ごすはずが、自分の不注意でご近所トラブルに発展したら、逆に不安やストレスが溜まってしまいます。
アウトドアな気分を感じてリフレッシュできるように、ルールを守ってベランピングを楽しみましょう。
マンションごとにルールが異なる場合があるため、ベランピングの際は必ず、自分のマンションのベランダ使用のルールを調べておこう!
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