AppleWatchには数多くのアプリが内蔵されているのですが、その中に「マップ」というものがあります。
これはその名の通り、マップを表示して目的地までの道順を教えてくれるものです。
iPhoneにも同様のアプリが入っていて、こちらはよく利用するのですが、AppleWatchのアプリは使ったことがありませんでした。
AppleWatchの小さな画面で一体どうやってユーザーを目的地まで案内するのか気になったので、早速使ってみました!
今回はその使い勝手をみなさんにご紹介したいと思います!
AppleWatchのマップを使ってチャリで爆走する
さて、今回の目的地は「二子玉川」です。
かなり前に一度、【超オシャレな蔦屋家電!?居心地良すぎの二子玉川「蔦屋家電」がほぼ図書館な件について】という記事を書いたのですが、二子玉川の「蔦屋家電」が本読み放題でものすごく居心地が良いんです。
僕はあれから何ヶ月も暇があれば二子玉川に足を運んで本を読み漁っています。
ということで、今日もぜひ行きたい。
ただ、AppleWatchのマップの力を調べるためにも、今日はチャリで行きます。
前に一度チャリで二子玉川までいったことがあるのですが、その時は確か迷ってしまって到着がものすごく遅くなりました。
今回はAppleWatchにちゃんと案内してもらいましょう。
「マップ」をフル活用。その使い心地やいかに!?
さて、まずはAppleWatchの「マップ」を起動してみます。
AppleWatchのアプリアイコンって丸いのでどれがどれだか分かりづらいんですが、マップはiPhoneと同じアイコンですね。
そうすると今度は目的地選択の画面になります。
僕は過去に二子玉川への行き方を検索していたことがあったみたいで、履歴に表示されていました。
ただ、ここでは一旦「検索」から入力をしてみます。
あ、AppleWatchでは文字入力ができず、音声入力しかできないのでご注意を!
さあ、元気よく腕時計に向かって「ふたこたまがわ!」と叫ぼう!
ちゃんと認識してくれました。
ありがとうございます。
その後検索結果から「二子玉川駅」を選択すると、そこまでの交通手段を表示してくれます。
iPhoneのマップも同じですが、「自転車」という選択肢はないので、「徒歩」を選択します。
なんか徒歩だとかかる時間エグいですが、まあ、チャリで飛ばせば数十分で着くでしょう。
いくつか出てくる経路の候補の中から好きなものを選ぶと、早速案内開始です。
AppleWatchには「〇〇m先 左方向」のように最低限の情報だけが表示されます。
デジタルクラウンを回すとスクロールしてその先の経路を見ることができます。
小さい画面ながら頑張ってくれているものの、今のところちょっと心もとないですよね。
チャリこいでる時にいちいちAppleWatchを確認するわけにもいかないので。
ただ、AppleWatchの便利な部分は「音声案内」にあります。
AppleWatchは「音声案内」がスゴかった!!
僕がただひたすらにチャリを漕いでいる間、AppleWatchはずっと音声で道案内をしてくれました。
AppleWatchは本体から音を出すことができないので、Bluetooth接続が可能なイヤホンが必要です。
なので僕はずっと片耳だけ付けていました。
あんまり安全ではないですが、音楽を聴きつつ、道案内をしてもらいながらサイクリングができるので非常に便利です。
信号待ちの時にちらっとAppleWatchを見てあと何分くらいかかるかを確認したりしましたが、それ以外で画面を確認する必要はありません。
イヤホンから流れてくる音声案内に従ってただチャリを漕ぐだけ。
ただそれだけで目的地に向かうことができるというのはかなり楽なものです。
小木、気づいちゃった
さて、途中で気づいたのですが、ポケットに入れていたiPhoneを見るとなんの操作もしていないのに、マップを表示してくれていました。
AppleWatchでマップを使うと、接続しているiPhoneでも自動的にマップを表示してくれるみたいですね。
こちらでは目的地までの経路がマップで表示されているので、分かりやすかったです。
実際には音声案内だけ聞いていれば目的地に到着できるのですが、iPhoneの表示が詳細で分かりやすかったので道中で何回かiPhoneをチェックしました。
そして大事なことにも気がつきました。
僕のイヤホンはAppleWatchと接続していたのではなく、iPhoneと接続していたのです。
…ということは、僕がずっとAppleWatchが案内してくれていると思っていた音声は、iPhone…お前だったのか?
なんとも言えない絶望感が湧き起こりましたが、おそらく音声案内はiPhoneから流れていたものだと思います。
AppleWatchを経由して実際にはiPhoneを動かしていて、経路検索も音声案内も、実はポケットの中のiPhoneがやっていた、というのが事実だと思います。
僕のAppleWatchはWi-Fiモデルではないので、接続されているiPhoneが近くにないと、ネットワーク通信をすることができません。
Wi-FiモデルのAppleWatchだったら、iPhone無しでも経路案内ができるのかもしれません!
(もし、AppleWatchをお持ちの方で、AppleWatch単体でも音声案内をしてくれた!という方がいましたら、その方法をコメントで教えてください!)
AppleWatch、なかなか良かった
とはいえ、実際にAppleWatchを使って目的地まで向かうことができたので、機能としては優秀だと思います。
今回AppleWatchのマップ機能を使って分かったメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
- iPhoneを取り出さなくても経路検索・音声案内ができる!
- 両手が空くのでランニングやサイクリング時に最適!
- 検索したあとは音声だけ聞いていれば良いので楽チン!
デメリット
- 画面上に経路が地図で表示されない…
- iPhone無しでは利用できない(おそらく)…
使ってみた印象としては、非常に便利でしたし、検索から経路案内開始までの手間がほどんどなかったのが良かったです。
ただ、iPhoneでの経路検索の方が常に地図で表示されていて安心できるので、AppleWatchの経路検索を使う機会は実際には少ないと思います。
ただ、両手が使えないあサイクリング中などは非常に重宝する機能だと思います。
さて、今回はAppleWatchのマップ機能を実際に使ってみました。
最近では自転車で出かけることが多いので、その時は積極的に使っていこうと思います。
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